『美味しんぼ』第121話「究極の披露宴(後編)」の感想
1992年3月17日放送、アニメ版の『美味しんぼ』第121話「究極の披露宴(後編)」をアマゾンプライムビデオで見ました。(美味しんぼTVシリーズ第136話)
あらすじ
仲井・青谷の披露宴
至高の披露宴の日程は、次週日曜 銀座西急ホテル 鳳凰の間 午前11時開宴。(1992年3月22日)
究極の披露宴は1992年3月29日。
田畑らは喫茶・DRAMAで打ち合わせ。
先に開かれる至高の披露宴には他家の新郎新婦である仲井・青谷両家の披露宴にも出席することになります。新郎・仲井広二の父は帝都新聞社の嶺山社長の学生時代からの親友。
究極VS至高
Hotel Park Sideで開かれた至高の披露宴に登場したのは二重の重箱。上下それぞれ9つに分けられた中には、両家の家庭の惣菜が詰められていました。
一方、至高の披露宴を受けて対策を考えた山岡は米津美術館に着目。
米津財閥の創業者・米津考太郎の遺言によって、大名屋敷を改築した米津美術館は4万坪の庭はそのまま保存され、春夏秋冬の野草の宝庫。
山岡はここを会場として借りるため小泉局長を米津家へ遣わせ、無事に承諾を得ます。
事前に用意された重箱には新郎新婦が前日に摘み取った山菜で作った料理が詰められていました。更に、招かれた客は摘草遊びをし、摘んだ山菜は新郎新婦が目の前で天ぷら調理。まごつく荒川を見た木曽は荒川からボウルを奪って天ぷらを揚げ、2人の結婚を祝います。
新郎新婦の食べてきた惣菜をテーマにした至高側に対して、究極側は至高側のそれに加えて祭りの要素を取り入れたもの。甲乙付け難いとして両者は引き分けに終わります。
登場した料理、食材
第13回・究極VS至高・究極の披露宴
対決回 | 話数 | テーマ | 究極 | 勝敗 | 至高 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 65 | 卵の前菜 | ゆで卵トリュフソース(全卵) | / | 卵の黄身の味噌漬け |
1 | 66 | 卵の前菜 | ゆで卵トリュフソース(黄身のみ) | \ | 卵の黄身の味噌漬け |
2 | 69 | キャベツとカブの料理 | フグの白子のキャベツ包み | / | キャベツの芯トマトソースがけ |
2 | 70 | キャベツとカブの料理 | カブの出汁煮 | カブとマッシュルームペースト | |
2 | 70 | キャベツとカブの料理 | カブの山ぶどうの汁漬け | \ | カブとマッシュルームペースト |
3 | 77 | 餃子 | 水餃子 | / | 蒸し餃子 |
3 | 77 | 餃子 | 黒砂糖の蒸し餃子 | \ | 蒸し餃子 |
4 | 81 | エイ料理 | エイの縁側のバターソース | - | エイのドレッシング和え |
12 | 116 | お菓子 | 柿の羊かん | - | 干し柿 |
13 | 121 | 披露宴料理 | 野草料理 | - | お惣菜料理 |
後攻:究極の披露宴料理
- 田畑・荒川が前日に摘み取った山菜を使用した重箱の料理
- つくしの白和え
- ふきの煮物
- 芽甘草の煮浸し
- こごみのクルミ和え(荒川の母の得意料理)
- 筍の刺身
- ヨモギご飯
- 木曽らと当日に揚げた山菜料理
- たんぽぽの天ぷら
- タラの芽の天ぷら
- 筍の天ぷら
先攻:至高の披露宴料理
- 上段(新郎が食べて育ってきたものの中身)
- だし巻き卵
- ヒジキとニンジン、油揚げの煮物
- ほうれんそうの胡麻よごし
- ひとくちコロッケ
- 豚バラ肉と大根の煮物
- アマダイの粕漬の焼き物
- レンコン、コンニャク、ニンジン、ゴボウの煮込み
- 青豆の炊き込みご飯
- キャベツと青じその塩もみ
- 下段(新婦が食べて育ってきたものの中身)
- 炒り豆腐
- ワカメとワケギのぬた
- 青菜と油揚げの煮浸し
- 肉じゃが
- 薄切り牛肉オイル焼き
- サバの味噌煮
- ゴボウとニンジンのキンピラ
- 筍ご飯
- 大根のぬか漬け
感じたこと
ウェディングマーチに和装でズコー
メンデルスゾーンのウェディングマーチ。私もメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が大好きでよく聞いてますけど、ウェディングマーチに和装はさすがになくないですか?(笑)
身も蓋もない展開
どっちの披露宴がよかったか決めるなんて不粋というものだな いやいや・・・
いやいや・・・じゃないでしょっ。なんという出来レース(笑)
ラストシーン良いな
- (三谷)今度はクリコの披露宴だね
- (クリコ)まっ・・・ああ・・・
- (士郎)オレは招待しないでくれよな
- (花村)てぃ!この鈍感男!
鈍感男と殴られる士郎は、なんで殴られたのか分かってるように映るんですよね。分かってなかったらあんな態度にはならないんじゃないかなぁって。
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