タラの芽とコシアブラの違い、見分け方

山菜採りでタラの芽やコシアブラが採れたら最高ですよね。

コシアブラ

新芽や枝は緑で、ガクがある。前年の枝は白くツルンとしている

タラの芽

木肌は白く、小さなトゲがびっしりと生えている。ガクがある。太く硬く、しならない。タラノキには雌雄(メダラ、オダラ)があり、メダラよりもアクや香りが強いオダラは芽の先端まで細かく柔らかいトゲが付いている。

ハリギリ

タラの芽と似ているのがハリギリ。
別名「センノキ」「アクダラ」。木肌は白く、タラノキに比べて非常に大きなトゲがびっしりと生えている。緑から紫や赤みを帯びたガクがある。太く硬く、しならない。「アクダラ」という名前の通りタラノメよりアクが強いが、こっちのほうが美味しいという人もいる。

ウルシ

タラの芽やハリギリに似たものとしてウルシがある。
新芽の葉は黄色がかっていて、枝は赤い。ガクがない。前年の枝は白く、しなやかさがあり、ツルンとしている。若い木であればトゲの有無で簡単に見分けがつくが、タラノキやハリギリも古株になるとトゲが少なくなるため、注意が必要