『美味しんぼ』第29話「にんにくパワー」の感想
1989年7月24日放送、アニメ版の『美味しんぼ』第29話「にんにくパワー」をアマゾンプライムビデオで見ました。(美味しんぼTVシリーズ第37話)
あらすじ
東京ドームで野球観戦
運動部長から東京ドームのプラチナチケットを譲ってもらった谷村部長と山岡らは、東京ギャランツの試合をすることに。
背番号3番の長原は、去年の入団後に4番バッターとして打率3割にホームラン30本を打つ新人王として大暴れしたにも関わらず今年はさっぱりで、山岡も野次を飛ばします。そこへ長原の打ったファウルボールが直撃し、山岡は病院に搬送されます。
見舞いに来た長原は「オープン戦とトレーニングの疲れが抜けない」と、不調の原因を打ち明けます。スッポン、ヤツメウナギ、マムシ、そしてニンニク。
アリイン、アリナーゼ、アリシン
山岡はコリアンタウンにあるキムさんの営む焼肉レストラン「「慶龍」」に長原を連れていき、アルミホイルでの蒸し焼きや油炒めの味噌和えなどを紹介します。
これまで長原は生のニンニクを摩り下ろしてオブラートに包んで摂取していましたが、山岡は加熱調理して食べるよう提案。
すり潰さずにニンニクを加熱調理することでアリナーゼは破壊され、アリインのまま摂取できるようになります。アリシンへの変換には時間がかかるようになるものの体内ではちゃんとアリシンに変換されるので、胃腸への負担を減らしてニンニクをたくさん摂取できるようになります。
後日、山岡のサジェスチョン(Suggestion: 提案)のお陰もあってか、長原は5試合連続ホームランを叩き出すほどに体調を持ち直します。
登場した料理、食材
「慶龍」のにんにく料理
- アルミホイルの蒸し焼き
アルミホイルでニンニクを包み、オーブンの弱火で蒸し焼きにしたもの。
- 蒸しニンニク
蒸し器で蒸気加熱したもの。
- 油炒めの味噌和え
油で炒めた後、味噌で味付けたしたもの。
- ニンニクわかめスープ
ヘット(牛脂)で刻みニンニクを炒め、ニンニクが色付いたところで鶏ガラ・牛骨スープを入れて延ばし、煮立てた後に戻したワカメを入れて塩コショウ、ごま油で風味づけしたもの。
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