『美味しんぼ』第9話「寿司の心」の感想

2019年4月18日

1988年12月12日放送、アニメ版の『美味しんぼ』第9話「寿司の心」をアマゾンプライムビデオで観ました。(美味しんぼTVシリーズ第9話)

あらすじ

銀五郎で山岡が大将をディスりまくる

大原社主の招きで、谷村部長、富井副部長、山岡、栗田は5人で銀座で一番だという寿司屋「銀五郎」で食事をします。

大原社主と谷村部長は鱸、富井副部長は鯛、山岡はヒラメを注文しますが、それを食べた山岡は「ネタもシャリも最高、だがお前の腕が最低だ」と貶します。

「しんとみ寿司」で握り対決

富二郎が質素に営んでいる「しんとみ寿司」で、富二郎と銀五郎の握った寿司を食べ比べます。

CTスキャナーで寿司の断面を見る

山岡は知り合いのいる病院に皆を連れていき、2人の握った寿司をCTスキャンした画像を見せます。富二郎が握った寿司は適度に空気が含まれていて、食べた時にほろりと解けることがわかりました。

更に「しんとみ寿司」の富二郎は、「銀座に富二郎あり」とも言われるほどの腕前の持ち主でした。

しんとみ寿司が銀座の店を畳んだ理由

富二郎は銀座の店を畳んだ理由について「社用族や自称食通の客が増えてしまった。気心の知れた人たちを相手に、質素で飾り気のない、真心のこもった商売をしたいと思った」と言っています。

社用族

斜陽族を捩った言葉。会社接待や社用という名目で、社費を外食や交通費に使う人のこと。

斜陽族

1947年に文芸雑誌月刊「新潮」に連載された太宰治の『斜陽』から生まれた流行語。没落階級のこと。

感じたこと

くりこに恋の気持ち

くりこのおむすびは30点

くりこはおむすびを皆にあげます。(まずこれが可愛い)

そして富井副部長の「もう1個欲しい」という要求をはねのけて、部屋を出ようとしている士郎におむすびをあげます。(これも可愛い)

士郎はおむすびを一口食べてからそのまま背中を向けた瞬間、くりこはしょんぼりしています。(これも可愛い)

普通なら、横にいる花村さんや田畑さんのように怒り出してもおかしくない言い方ですが、しょげてしまうあたり、士郎の味覚を信頼しているんだなぁと感じます。

銀五郎に対するきつい口調

銀五郎が横柄な態度を取ったのに対して、士郎もきつい口調で話していて、悪い奴には厳しく接する態度がみてとれます。

普段は優しい話し方なのに、銀五郎に対する言葉の強さは他のエピソードと比べても際立っています。

子供に優しい士郎

銀五郎を「しんとみ寿司」へ連れていく道中で子供が転んで泣きそうになったとき、士郎は子供に優しく声を掛けて手を差し伸べ、笑顔になった子供を見て更に「ふふ」っと笑いを浮かべたのをくりこは眺めています。こりゃ惚れますわ。

おむすびを全部持っていく士郎

後日、くりこは士郎にリベンジするために再びおむすびを士郎に食べさせます。すると士郎は「もらってくよ、競馬場は金も減るけど、腹も減るからな」と言っておむすびを全部もっていきます。

花村さんと田畑さんは再び怒っていますけど、くりこは指を鳴らして「やったー」と大喜び。ニヤニヤが止まりませんでした!!