『美味しんぼ』第65話「究極のメニューVS至高のメニュー」の感想
1990年10月16日放送、アニメ版の『美味しんぼ』第65話「究極のメニューVS至高のメニュー」をアマゾンプライムビデオで観ました。(美味しんぼTVシリーズ第78話)
あらすじ
帝都新聞「至高のメニュー」
東西新聞の「究極のメニュー」に対抗して、帝都新聞が新企画「至高のメニュー」を発表。しかもその総指揮は海原雄山。
至高のメニュー
今ほど食文化の爛熟時代はないでしょう。
この時に当たって、私たちは「至高のメニュー」作りに取り組むことにしました。
現代得られる最高の食材を、最高の技術を用いて調理して、人類の食文化の至高の到達点を極めたいと思います。
大原社主も山岡も春夏秋冬に沿ったメニューを揃えきってから創立100周年記念として発表するつもりでしたが、帝都新聞は小出し。
候補に関しては1ヶ月ぶっ通しで晩餐会を開くだけの品数を蓄えてきた山岡でしたが、帝都新聞に対抗すべく東西新聞社も小出しに方針転換します。
料亭「楽天」での谷村部長の話によれば、幸いにも「究極のメニュー」の話は以前に社告を出していたことから、帝都新聞の真似事とは思われずに済みそう。こちらも日曜版の見開き2ページを使って再度社告を出し、いよいよ全面対決の様相です。
美食倶楽部
海原雄山は帝都新聞の幹部と会食。
- 秀沢民男
帝都新 聞編集局長。 メガネにバーコード頭。
- 嶺山知一
帝都新聞 社長。 スキンヘッドに口ひげ。
- 平野法明
帝都新聞 学芸部部長。 スポーツ刈り風。
- 三河元良
週刊タイム編集長。
3人と海原雄山が会食している最中に栗田から電話のあった良三を見て、雄山は「張り合うつもりなら、卵の前菜を出してみろ」と言伝。
さらにこの対決を嗅ぎつけた週刊タイム編集長の三河元良らは、紙面で発表するだけでなく実際に食べ比べようではないかと提案。帝都新聞も同じ手口で唆し、既に快諾済みとのこと。
第1回究極VS至高「卵を使った前菜」
山岡らは「ゆで卵トリュフソース」を試食したうえで、至高のメニューが「卵の黄身の味噌漬け」であることを知ると勝利を確信します。
ところが、いざ食べてみると味噌漬けのほうが圧倒的に美味しい。(次回へ続く)
感じたこと
雄山の前でタバコを吸う平野
海原雄山ってこういうの怒り狂いそうなもんですが・・・だって第20話「板前の条件」で良三が吸ったタバコの残り香ですらあんなに怒ってたのに。確かにタバコを吸った手で調理をするのと、目の前で吸うのとではまた違うのかもしれませんけど、なんかモヤる。
諜報員くりこ
対決が決まった途端、良三を電話で呼びつけて「そっちは何出すん?」と探りを入れるくりこ。しかも、事もあろうに美食倶楽部に直電です。思わず笑いました。
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