Youtuberはどの動画編集ソフトを使うべきか

2020年9月14日

Youtubeに動画を投稿するにはどの動画ソフトを使うべきか。

結論

動画編集ソフトを調べれば、次のようなソフトが候補としてあがってくるかと思います。

  • Premiere Pro(Mac / Windows)
  • Final Cut Pro(Mac)
  • Davinci Resolve Studio(Mac / Windows)
  • Filmora(Mac / Windows)
  • AviUtl(Windows)

結論としては・・・

  • WindowsでDavinci Resolveを使え
  • MacでもDavinci Resolveを使え
  • つまり全員Davinci Resolveを使え

Final Cut ProやFilmoraも捨てがたいですが、Final CutはMacでしか使えませんし、Filmoraは機能面でやや不足を感じる、Premiere Proはランニングコストが高い。そういった消去法で残るのがDavinci Resolveです。

各ソフトの所感を並べます。

Premiere Pro(Creative Cloud)
  • PhotoshopやAdobe sparkなど他のソフトも使えるので便利。

  • でもランニングコストが毎年6万円以上で高すぎる。

  • しかも肝心のPremiere Proの動作がもっさりしている。書き出しもDavinci Resolveの1.5~3倍遅い。

Final Cut Pro
  • 払い切りで永久に使えるので経済的。

  • Premiere Proに比べて動作が軽いので使い勝手はいいが、Windowsで使えない。

  • 普及率が低いので使い方をYoutubeなどで独学しにくい。

Davinci Resolve Studio
  • 払い切りで永久に使えるので経済的。

  • 映画制作で使われているソフトなので機能が豊富。

  • 元々はカラーグレーディング専用のソフトなので、色補正に関する機能はこれ以上になく優秀。

  • Premiereに比べて動作が劇的に軽くて高速。

  • こまめにアップデートがおこなわれている印象。

  • スペックはグラフィックボードに大きく依存するので最新のCPUにする必要性が低くて経済的。

Filmora
  • Final Cut ProのWindowsでの代替ソフトと言える存在。

  • 価格も安くて払い切りで経済的。

  • ただし編集機能がDavinci Resolveに比べてやや簡素。

  • ガチ勢ではなく、手軽に動画編集したい人向け。

AviUtl
  • 対応OSがWindowsのみ。

  • アップデート頻度が絶望的に低い。(2019年、6年ぶりに更新)

  • UIがどうにも古い。

  • 無料で使えるが、Davinci Resolveも無償版で商用利用可能なので、あえてこれを使う動機が見つからない。

ざっくりではこんな感じ。

お金に余裕がある人ならDavinci ResolveとAdobe Creative Cloudの両方を使う人もいますね。
例えば、Adobe CCで素材を集めて、Photoshopで画像加工して、Adobe sparkでサムネイル作って、あとはDavinci Resolve Studioで動画編集するっていう、Premiereを使わない使い方です。

Davinci Resolveは動作が軽くて処理が高速

  • Final Cut Pro
  • Davinci Resolve
  • Premiere Pro

この3つを比較した場合の話、この動画を流し見して、グラフが出る部分を見るといいかもしれません。

スタビライザー処理も高速で、大抵のデータ方式においてレンダリング処理も圧倒的にPremiereよりも1.5~3倍ほど軽快なことがわかります。

次の順で書き出しが速い。大体こんな感じ。

1位(ダントツで速い)
  • Davinci Resolve&3970X
2位
  • Davinci Resolve&2019 Mac pro
3位
  • Premiere&2019 Mac pro
  • Final Cut&2019 Mac pro
4位(ダントツで遅い)
  • Premiere&3970X

Windowsユーザーなら俄然Davinci Resolveが有利

この辺の経緯はこちらに載っています。

近年のグラフィックボードのランキングを見ても分かる通り、NVIDIA一強状態ですから、このままAppleとNVIDIAが関係を断つのなら、OSはWindowsのほうが圧倒的に有利です。

Davinci Resolve自体はMacでもWindowsでも軽快ではありますが、パフォーマンスの高いグラフィックボードを使えないMacは今後更に不利になっていく可能性が非常に高い。(AMDはあんなに凄いCPUを作れるのに、何故グラフィックボードはあんなに酷いの・・・。)

各動画編集ソフトのランニングコスト

ソフトウェア 開発元 金額 利用期間 利用可能デバイス数
Premiere Pro(Creative Cloud) Adobe 65,760円 (税別) 1年 2台
Premiere Pro Adobe 26,160円 (税別) 1年 2台
Final Cut Pro Apple 36,800円(税込み、払い切り) 永久
Davinci Resolve Studio Blackmagic Design 33,980円 (税抜価格、払い切り) 永久 2台(ドングル版から移行した人は3台)
Filmora Wondershare 8,980円(税込、払い切り) 永久 1台(法人なら5台)

Davinci Resolveは払い切りなので、一度3万円ちょっと払ってしまえばずっと使えます。庶民派にとってこれは大きい。一方Premiere ProはPhotoshopなどもパッケージされたCreative Cloudだと毎年6万円以上かかります。単体でも毎年3万円かかります。

そもそもなぜこれを書いているかというと

瀬戸弘司さんとドリキンさんが対談した中で瀬戸さんが2019 Mac pro+AMD Radeon Pro Vega ii duoというモンスタースペックのPCでもDavinci Resolveの書き出しミスとか動作の重さが気になるような口ぶりだったからで、あわよくば瀬戸さんがこの記事を読んでDavinci Resolveに踏みとどまってくれないかな~と思っているからです。

ちなみに、お二人と全然関係の無い私が何でこんなに必死かというと、瀬戸さんみたいなインフルエンサーがDavinci Resolveを使ってくれることは、末端ユーザーである私にとってもきっとプラスになるだろうと感じているからです。

瀬戸さんの話を聞いていて気になったのは「Davinci Resolveではグラフィックボードを1枚しか使えない処理があるけど、それはGPUが1つしか認識できないことを意味していて、こういうグラフィックボードでも当てはまるのかな?重いと感じるのはそのせいかな?」という疑問。まぁこれを解明することは私には無理な話なのですが、もしそうだとしたら、部分的(例えばデリバーやノイズリダクション)にはNVIDIA GTX 1080程度の使い心地になっているのかな?という疑問です。まさかとは思うのですが。でもDavinci Resolveの処理速度はFlops数に直結していると言われていて、Pro Vega ii duoは28.3テラフロップスも有って、スペック的にはRTX 3090と遜色がないのでそんなに重くなるものだろうかと。あるいは瀬戸さんがかけてる処理が単純に鬼重いか(笑)

2つのグラフィックボードのスペックの違いは下記を参照してください。

各グラフィックボードのスペック概要
製品名 VRAM Flops
RTX 3090 24 GB 35.58 T
RTX 3080 10 GB 29.77 T
Pro Vega ii duo 32 GB 28.18 T
RTX 3070 8 GB 20.31 T
RTX 2080 Ti 11 GB 13.45 T
GTX 1660 SUPER 6 GB 5.027 T

ちなみに、瀬戸さんがお困りだと言っている「書き出しミス」については私なりの回避策があって私もミスが出る時はその方法を使っています。