『美味しんぼ』第111話「タイのタイ」の感想
1992年1月7日放送、アニメ版の『美味しんぼ』第111話「タイのタイ」をアマゾンプライムビデオで観ました。(美味しんぼTVシリーズ第126話)
あらすじ
初詣
西古見稲荷神社に集まった文化部員ら。そこへ、大晦日から友達と飲み明かし気づけば元旦だったという二日酔いの山岡が合流。
おみくじで大吉を引いた栗田は結婚も間近かと田畑・花村にいじられ、一行は大原社主の邸宅へ。
大原邸でのお正月
普段は煙たがる大原ですが、幼馴染の大河猪太が来るため、今回に限っては山岡を待ちわびていました。
- 大河猪太
大原社主の幼馴染。
セイリン産業の社長で、5本の指に入るという大金持ち。食い物にうるさく、大の食通気取り。謙虚さの欠片もなく、何かにつけて自慢しなければ気がすまない男。
空輸した釣りたての活きた明石の鯛を目の前捌き、振る舞われた料理は鯛の頬肉。どこの部位でどうやって調理したか誰も分からないなか、山岡だけ即答してみせます。
更に山岡は、タイのタイについて知らない大河にカマ部分を食べさせてタイのタイと呼ばれる鯛そっくりの骨があることを教えると、大河は御守りとして大事そうにします。
登場した料理、食材
明石の鯛の頬肉
明石の鯛に昆布出汁、醤油、すだちの汁を合わせたもの。
明石の鯛のカマ焼き
明石の鯛の胸鰭部分に塩を振って焼いたもの。タイのタイと呼ばれる骨が出てくる。
感じたこと
クリコの振り袖姿可愛い
髪型、特に前髪がリアルでええですな。士郎が「昨日の酒が抜けますように」って祈っても呆れずに笑ってるところが尚良し。
項目 | 詳細 |
---|---|
方がく | 西南の方よし |
病気 | さっそくなほる |
縁談 | よし |
たていへ | 引越し よし |
あきなひ | 大吉なり、あとで損することなし |
大原夫人の肝座り過ぎ
山岡のせいで仕事が進まないんだとか?と大原夫人。年始早々、夫から聞いた部下の悪口をその同僚に話すなんてどういう神経してるんだか、となるんですが、それ以上に士郎がいるのに悪びれた素振りすら見せないところに胆力というか恐ろしさを感じる。
大河猪太は内海賢二
- 美味しんぼ(大河猪太)
- ドラゴンボールシリーズ(神龍)
- ドラゴンボールシリーズ(レッド総帥)
- Dr.スランプ アラレちゃん(則巻センベエ)
- 北斗の拳(ラオウ、カイオウ)
美味しんぼでは大河猪太役のみのようです。
血抜きと熟成もしてない鯛なんて
この話は美味しんぼの感想で何度も言ってるんですけど、また言わせてください。活鯛を締めてすぐ食べるのもそれはそれで刺し身とかなら美味しいこともあるでしょうけど、塩焼きならやっぱり血抜き熟成させた方が確実に美味しいと思うんですよね。
- 私が過去に血抜きについて言及した美味しんぼの回はこちら
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません